2018.09.22
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無垢フローリングの話

 

朝来市 K様邸 無垢フローリングです。

 最近の床板として広く出回っているものは、幅が30センチほどの、表面を木目柄のビニールで仕上げたものだと思われます。

30センチの床板といっても、表面の木目は10センチの板が3列並んでいるような柄になっているものが多いです。

縁側や少し日当たりのよい窓際にこのフロアを施工すると、表面のビニールだけ先に劣化して、カサカサになった表面が剥がれてくる状態になります。

 上の写真の床板は、ビニールではない、自然の木のフローリングです。この方が木材のクッション性によりの素足の時の感覚も良く、ある意味、傷にも強くなっています。硬いという意味ではなく、仕上げがビニールの床板はへこんだらおしましですが、自然の木で表面まで作られたこの床板は、お湯をしみこませることで凹み傷なら木自体が膨らんで、ほぼ元通りの状態に戻ります。

初期費用としてはすこし高くなるかもしれませんが、毎日裸足で使うものとしては無垢の床板も十分選択肢に入る材料かなと思います。

 


 
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