2018.07.30
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根太レス工法

 

朝来市 K様邸 床の張り替え工事です。


約1メートルの四角ができるように下地を組んでいき、間に断熱材をはめ込んでいます。

まるっきり昔のままの形に直してしまうと、同じように傷んでいくと思われるものは、できるだけより長持ちするように構造を変えていきます。

上の画像の薄緑のような水色のような材料が断熱材です。この上に28ミリの構造用合板を置いていく、根太レス工法をとっており、床の気密と断熱の性能は良くなっています。 ただ、あまり昔ながらの家に対して、部分的に性能を考えてみても、効果が薄かったりすることがあります。

それぞれの性能と、その影響を考えながら、工事していくことも、また難しいことだなぁと、感じる現場です。

 

 


 
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2018.07.03
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改築の床下断熱


豊岡市 N様邸 床の張り替え工事です。


工事する前の床は、床板を踏むと少し”しなる”程柔らかくなっていました。

 床をめくるとコンクリートではなく、土がそのまま見えているような状態でした。

土から上がった湿気は、長い時間をかけて床板を柔らかくしていったようです。


画像にみえる薄緑のような材料は断熱材です。この下はコンクリートを入れているので、湿気も上がってきにくく、以前のように、湿気で床板が傷むようなことにはならないようにしています。


木材は、風通しがよく乾燥している場所にあるほうが強く、長持ちしているように思います。 風通しが悪く、湿っている場所の木材は、強度も落ちますし、シロアリなどの心配も出てきます。ですが、人間にとっては、乾燥しすぎているより適度な湿度があるほうが健康的に過ごせるものです。


環境やタイミングにもよりますが、湿度と温度はバランスを見て、加湿ばっかり、除湿ばっかりにならないように気を付けていきたいものです。


 
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