2008.02.05
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無くならない欠陥住宅

しかしいつまでたっても欠陥住宅はなくならない。
最近とんでもない話を聴いた。

密集した住宅地で新築したお宅が新居への引越しの際に

たまたま家具が壁にぶつかり、壁が壊れた。

その話を聴いたときに壊れるような いい加減な下地をした話だと思ったが、
なんとその壊れた穴から隣の外壁が見えたと言うのである。
その家の施主も驚いたかもしれないが聞いている私の方が驚かされた。


その家の壁には、断熱材もなければ外壁も無い。
こんな事が日常行われていると思うとぞっとする。
また、これは別の話だが、冬のある日、寝室で寝ようとすると
布団がぬれているのに気づき、天井を見上げると
結露で水滴が沢山出来ていた。あわててタオルで天井の結露を拭き
翌日大工さんに連絡したところ、現場も見ないで、「どうにもならない」
と言うだけで何もしてくれなかったと言うのです。

昨年から日本中を騒がせている、偽装、疑惑といったことがここでも行われている。
本当に、誠実である事、正直であるといった当たり前の事が出来ない企業が多くなっている。

厳しい経済環境の中でどんどんモラルが低下し、
無くなって行くのを感じてしまう。

少なくとも、私たちは何よりも一番にお客さんの「安全・健康・省エネ」
と言ったものを考えながら、仕事をしたいと思っています。


 
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